Blurも折角再始動したんだからみんな注目して
昔々のお話じゃ。
神代の昔、まだ90年代と呼ばれる時代……イギリスで2人の神々が争っておったのじゃ。
その名はOasis(オウェイスィス)とBlur(ブルァ)。
当時イギリスではBrit Popと呼ばれるバンドブームがあり、雨後の筍みたいにポンポン新人バンドが出てきてはヒットチャートを賑わせておったのじゃ。
そのムーブメントを牽引しておったのがこの2バンドでな。
人々は新興宗教Oasis教かBlur教に入信し凄まじい宗教戦争を繰り広げておったのじゃ。
巨人と阪神、きのことたけのこ、FFとドラクエみたいなもん。
日本ではOasisについては既に2億回くらい語られているので、どちらかと言えば現在そんなに語られないBlurについてのお話じゃ。
メンバー:
Damon Albarn(デーモン・アルバーン)
ボーカル、イケメン担当。ホンッッットイケメンだった。ハゲた。ポップな曲を聴くとキーが高めのものが多いが、地声は低い。ハゲた。バンクシーとも友達。ハゲた。別に悪魔ではないし10万歳でもない。
Graham Coxon(グレアム・コクソン)
ギター、メガネ担当。とてもシャイで、リードボーカルをとる曲のレコーディングでは「電気を消さないと歌えないよぅ……」とか言ってたらしい。ソロアルバム出すようになるとガンガン歌ってた。なんだったんだ。フサフサ。
Alex James(アレックス・ジェームス)
ベース、チーズ作り担当。いつの間にか博士になってた。フサフサ。
Dave Rowntree(デイヴ・ロウントゥリー)
ドラム、おじいちゃん担当。いつの間にか議員になってた。ハゲた。
音楽性の変遷:
1stアルバムではマンチェスターとかいう町で流行ったサイケデリックで横ノリな作風だったが、2nd〜4thアルバムでめちゃクソポップになる。もうポップの申し子。遊園地サウンド。夢の国でみんな満面の笑み。俳優がナレーション入れたり謎の日本語の歌詞を導入してみたりもう音の宝石箱や。その結果、飽きられる。
しかし5thアルバムでポップな作風を全部無かったことにしてローファイ(音質をあえて悪くした)ロックに漸近することにより華麗に復活した。ドラマで例えると7話まで「逃げ恥」やってたのに8話からキャストはそのままに急に「科捜研の女」に路線変更したら、視聴者が「逆に、良くね……?ガッキーのマリコ、良くね……?」と言い始めたようなもん。
7thアルバムではメガネ担当が抜け、アフリカ音楽に傾倒。このまま「科捜研の女」で行くのかなと思ってたら11話から星野源が降板して「フルハウス」になってた。
その後なんやかやあってメガネが戻ってきて8thアルバムがリリース。「逃げ恥」に戻った。なんだこのドラマ。
代表曲:
End of a Century(逃げ恥期)
Song 2(科捜研期)
Out of Time(フルハウス期)
興味を持った人はこんなクソみたいな記事よりwikipedia読んだ方が為になります。
みんなでBlurを聴こう!
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